2009年06月03日 |
積水ハウス・第1四半期 純損失84億円、景気低迷の影響大きく |
【カテゴリー】:人事/決算 【関連企業・団体】:積水化学工業 |
積水ハウスが3日発表した2010年1月期第1四半期(09年2ー4月)連結業績は、売上高は前年同期を上回り損益面もやや改善したものの営業損失120億円、経常損失122億円で、当期純損失は84億円となった。 世界的な金融不安はやや和らいだとはいえ、実体経済の急激な減速を改善するにいたっていない。わが国住宅市場も、企業業績の大幅な悪化は設備投資や雇用環境、個人の消費マインドに大きな影響を与え、総じて住宅に対する投資意欲を低下させる状況にあった。マンションなど不動産販売が低調に推移し、建替えや賃貸住宅にも目立った動きは見られなかった。 通期ベースでは滋賀工場の生産機能停止など構造改革の効果も期待され、190億円(前期比65%増)の当期純利益を見込む。 【積水ハウス・第1四半期(連結)業績】単位:百万円 ( )前年同期比増減率% ◇売上高 263,963(ー) ◇営業利益 △12,021(ー) ◇経常利益 △12,225(ー) ◇当期純利益 △8,456(ー) ◇1株当たり純利益 △12.51円(△16.37円) <積水ハウス・通期(連結)予想> 単位:百万円 ( )前期比増減率% ◇売上高 1,460,000(△3.6) ◇営業利益 39,000(△47.3) ◇経常利益 38,500(△50.0) ◇当期純利益 19,000(65.0) |