2009年06月04日

タカラバイオ、細胞培養用培地事業でコージンバイオと基本合意

【カテゴリー】：経営（海外） 【関連企業・団体】：タカラバイオ

タカラバイオ(仲尾功一社長)とコージンバイオ(中村孝人社長)は4日、子会社の宝日医生物技術(北京)有限公司の敷地内に建設計画中の新規工場棟で、コージンバイオ社の子会社、孝仁日医生物技術(北京)有限公司＜設立手続き中＞が細胞培養用培地製品の製造を行い、同社グループが独占的に製品を販売することについて、基本合意したと発表した。 　2004年に北京市の中関村生命科学園内に設立した宝日医は、中国の医療機関と共同で進めているがん細胞免疫療法の臨床開発支援や、クロンテック社製品及びリンパ球培養用培地等の中国国内販売を行ってきた。宝日医が同社製のリンパ球培養用培地(コージンバイオ社よりOEM供給)の市場開拓に努め、順調に売上を拡大している。 　2010年3月中に新規工場棟を完成させ、2010年4月より製造販売を開始する計画。今回の基本合意により、連結及び単体の業績予想の変更はないが、2011年3月期には、中国での細胞培養用培地製品で1億円以上の売上を目指す。 【宝日医生物技術(北京)有限公司の概要】 所在地 : 中国北京市昌平区科学園路22号(中関村生命科学園内) 代表者 : 仲尾 功一(董事長) 設立時期 : 2004年1月 資本金 : 8億円(当社100%) 従業員数 : 26名(2009年3月31日現在) 事業概要 : バイオ医薬の研究開発、バイオ研究用試薬・機器の輸出入及び卸売、バイオ研究用試薬、理化学機器の製造・販売 【コージンバイオ株式会社の概要】 所在地 : .埼玉県坂戸市千代田5丁目1番地3 代表者 : 中村 孝人 設立時期 : 1981年4月 資本金 : 1億500万円 従業員数 : 75名(2009年3月31日現在) 事業概要 : 動物血液及び血清・組織培養培地・医薬品・研究用抗血清・細菌検索用生培地の製造並びに販売。実験動物の生産並びに販売。医療器具機械の販売。研究用動物免疫の受託。前各号の輸出入に関する業務 ニュースリリース参照 http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1244096157.pdf