2009年06月08日 |
エチレン換算輸出入 バランス26万トンの大幅出超 |
【カテゴリー】:実績/統計 【関連企業・団体】:経済産業省 |
経産省化学課が発表した4月のエチレン換算輸出入バランスによると、輸出が前年比大幅に増加し、同じく輸入が大きく落ち込んだ結果出超幅は26万トンと、3カ月連続の20万トン台を記録した。輸出比率(生産量に占める輸出の割合)は51.6%と、前月に続いて50%を超えた。 エチレン換算輸出量は28万9,700トンで、前年同月比77.2増と大幅に増えた。輸出比率は51.6%となった。輸出先は経済成長急ピッチの中国向けが大半とみられる。エチレン単体の輸出が前年比124%増の4万9,269トンあったのをはじめ、低密度・高密度両ポリエチレン、塩ビ樹脂、スチレンモノマー、エチレングリコールなど16品目のうち12品目が前年を上回った。 一方輸入は、前年比46.5%減の2万7,800トンにとどまった。輸入比率(国内需要に占める比率)は9.3%。もっとも輸入量の多い低密度ポリエチレンが前年比54.0%減の1万1,317トン 、ABS樹脂も2,268トンで同23.1%減と落ち込んだ。 この結果、輸出から輸入を差し引いた輸出入バランスは26万1,878トンとなり、前月に次ぐ過去2番目の大きな出超幅となった。 ニュースリリース参照 ○4月エチレン換算輸出入実績 http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1244425557.tif |