2009年06月09日 |
DSM、Biopract社を買収、バイオガス市場へ参入 |
【カテゴリー】:経営 【関連企業・団体】:DSM |
DSM(本社:オランダ)は、バイオプラクト社(Biopract GmbH、本社:ドイツベルリン)を買収したと発表した。バイオプラクト社の買収は、年間15%から20%の成長率をしているバイオガス市場へDSMが参入する上で、布石を打つことになる。買収はすでに完了しており、今回の買収によって、2009年および2010年のDSMの総売上に大幅な増減はないとしている。 バイオプラクト社は1992年に設立され、農業および工業用バイオガスの生産改善を目的とする、発酵促進酵素剤 メタプラス(Methaplus)酵素分野で応用力および技術力で確固たる地位を確立している。 バイオガスは、バイオマスや肥料、下水、緑のごみ(植物性廃棄物)、エネルギー作物などの生分解可能な原料の嫌気的発酵により生成され、発電や暖房設備用低価格燃料として利用が可能、天然ガスの品質に高めることもできる。 ニュースリリース参照 http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1244533074.pdf |