2009年06月10日 |
日化協、消費者教育支援センターから消費者教育教材で最優秀賞を受賞 |
【カテゴリー】:行政/団体 【関連企業・団体】:日本化学工業協会 |
日本化学工業協会(米倉弘昌会長)は9日、財団法人 消費者教育支援センター(有馬真喜子理事長)の2009年消費者教育シンポジウムにおいて、2007年に制作した中高生向け家庭科教材「知っておきたい食べ物の話」が「第6回消費者教育教材資料表彰」の最優秀賞を受賞したと発表した。消費者教育支援センターでは、1997年から隔年で、企業・業界団体が作成した資料で、学校で活用できる教材を表彰している。 「知っておきたい食べ物の話」は、化学製品に対する正しい知識を提供するために発行されたもの。教育現場で「食育」は重要なテーマになっているが、食生活の中で、有害なものでも量によっては問題ないという「リスク」の概念や、コラーゲンを食べればコラーゲンとして体内に吸収され皮膚の張りを保つということは科学的に証明されていないという「代謝」の問題など、科学的な知識が普及しているとはいえないのが現状だ。 2007年度には、全国の高等学校に配布、予想を上回る反響で(他の教材では10万部程度)、全国の高校の40%近くから40万部を超える申し込みがあった。これらの反響と選考委員会での高評価が今回の表彰につながった。 ニュースリリース参照 http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1244617057.doc |