2009年06月10日
中外製薬、関節リウマチ薬「ACTEMRA」有効性データ欧州で発表
【カテゴリー】:ファインケミカル(新製品/新技術)
【関連企業・団体】:中外製薬

中外製薬は10日、「ACTEMRA」で2年以上治療を受けた関節リウマチ患者の56%が治療歴や罹病期間に関わらず寛解に至ることが、同日開催された欧州リウマチ学会(EULAR)総会で発表された新しいデータにより明らかとなったと発表した。

 これについてオーストリア・ウィーン大学のJosef Smolen 教授は「このような高い寛解率は、医師と患者の双方にとって大きな意味を持つ。1つにはタイプに関わらず多くの患者で極めて低い疾患活動性と寛解が可能なことが証明できた、第2には、ACTEMRAによって患者の生活を劇的に変える長期的で有効な治療が行えることだ」と述べた。


ニュースリリース参照
http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1244619033.pdf