2009年06月11日
化学技術戦略推進機構が新旧会長会見
【カテゴリー】:行政/団体
【関連企業・団体】:化学技術戦略推進機構
中央が守谷新議長、左が小江前議長

 化学技術戦略推進機構(JCII)は10日、新旧会長(化学技術戦略推進会議議長)会見を行った。同機構は同日の評議委員会及び理事会で、小江紘司議長(DIC代表取締役会長)が任期満了で退任し、後任議長に守谷恒夫・住友ベークライト相談役を選任した。7月1日に就任する。

 新旧会長会見で守谷新議長は、「JCIIでは、一つに高い意志をもっていること、二つ目に化学技術の専門家集団が中心となって異業種交流を進めているのが大きな特色である」と強調したうえで、「平成21年度は、“ものづくりの力”の強化など3つの重要課題に取り組みたい」と強調した。

 具体的には、(1)“ものづくりの力”を強化し、ものづくり日本の未来を切り拓くために推進すべき課題を議論し、発信すること(2)経産省などと連携し人材育成事業の展開を推進すること(3)GSC活動を活性化するため、求心力のあるGSCネットワークの構築を推進することーの3点を挙げた。