2009年06月11日 |
出光興産 インドネシアの潤滑油生産能力を2.5倍に増強 |
【カテゴリー】:経営(海外) 【関連企業・団体】:出光興産 |
出光興産は11日、90%出資子会社である出光ルブテクノインドネシアで潤滑油の生産能力を2.5倍の6万5,000キロリットルに大幅増強することを決めたと発表した。 出光ルブテクノインドネシアは、潤滑油ブレンド工場として2005年から製造を開始し、製品を現地販売会社、出光ルブインドネシア及びパートナーであるアトラス社に供給し、主に二輪車用、自動車用エンジンオイルや工業用潤滑油を販売している。 しかし今後も需要の増加が見込まれるところから、今回、ブレンドタンクや充填機の増設など総額13.5百万ドル(約13億円)をかけ、2010年10月までに生産能力を現行の2万5,000キロリットルから、2.5倍となる6万5,000キロリットルに増強することにした。 出光興産では、2008年に世界同一品質の潤滑油を40カ国以上で約33万キロリットル販売するなど、日系ナンバーワン潤滑油メーカーとしての地位を確立。今後も需要拡大が見込まれる新興国を中心に海外展開を進め、事業の強化・拡大を目指す。 【インドネシアブレンド工場概要】 (1)社名 :出光ルブテクノインドネシア (英文名)P.T. Idemitsu Lube Techno Indonesia (2)所在地 :インドネシア共和国西ジャワ州カラワン県工場団地内 (3)会社設立 :2004年10月24日 (4)資本金 :820万USドル(約8億円) (5)代表者 :取締役社長 日下 竜司 (6)生産品目 :2輪車用及び自動車用エンジンオイル、ATFや工業用潤滑油全般及び関連商品(7)従業員数 :81名(出光からの出向2名) ニュースリリース参照 http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file2_1244715199.pdf |