2009年06月17日 |
旭化成ホームズ、高性能光触媒コーティング「デュラ光」発売へ |
【カテゴリー】:新製品/新技術 【関連企業・団体】:旭化成、旭化成ホームズ |
旭化成ホームズ(本社: 東京都新宿区、波多野信吾社長)は16日、長期耐久性と防汚性に優れた光触媒コーティング「デュラ光」を旭化成グループ各社と共同開発したと発表した。7月1日から戸建住宅商品ヘーベルハウスと集合住宅商品ヘーベルメゾンの建物外壁表面仕上げの選択仕様として販売開始する。 「デュラ光」は30年の耐久防水性をもつほか、再塗装が可能。このため長期間にわたり外壁の美しい状態を維持することができるとしている。主な特徴は次の3点。 (1)光触媒塗装では初となる30年の高耐久性。 (2)光触媒と親水物質とのハイブリッド設計により実現した光や雨があたりにくい箇所での防汚効果。 (3)1コート(1層塗装)化によって実現した施工品質の高い現場塗装。 光触媒塗装はふつう、光触媒が日照を受けることで分解力と親水性が生まれる。これにより、壁面への汚れの付着を防ぐ防汚効果と、光があたらない時に付着した汚れも、光があたった時に分解して雨で洗い流す機能を発揮する。しかし光や雨があたらない箇所では光触媒塗装の機能は発揮されないことになる。 これに対して「デュラ光」は、光触媒と親水物質とを組み合わせたハイブリッド設計となっており、日照がなくても常に親水性を保つために静電気を帯びにくく、汚れを付着させにくい特性がある。つまり、北側面や軒下など光や雨があたりにくい箇所でも、優れた防汚効果を発揮することになる。同社のめざす「ロングライフ住宅」実現への取組みの一つとなる。 ニュースリリース参照 http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1245198137.pdf |