2009年06月18日
4月のエンジニアリング受注高大幅減、4カ月連続のマイナス
【カテゴリー】:実績/統計
【関連企業・団体】:経済産業省

 経産省がまとめたエンジニアリング業の4月の受注高は前年同月比△37.6%の4,482億円で、今年1月以降4カ月連続の前年比マイナスとなった。世界的な景気悪化が業界を直撃した。
 
 内訳を見ると、「国内」は前年に貯蔵・輸送システム、通信プラントシステム、化学プラントなどの受注があったことから同△23.2%の減少となった。「国外」も前年に電力プラントシステム、化学プラントなどの大口案件があったため△81.2%と大幅減少した。
 
 1件当たり受注高が5億円以上の受注件数は90件(前年同月比57.0%)だった。

【4月のエンジニアリング受注高】 単位:百万円 ( )前年同月比%
 
 <受注高合計>   448,181(62.4)
 (国内)      414,497(76.8)
 (国外)       33,684(18.8)
 
 <主要プラント・システム別受注高>
 ・電力プラント    145,593(63.4)
 ・通信プラント    45,936(70.3)
 ・化学プラント     41,085(50.2)
 ・製鉄プラント    18,023(45.7)
 ・その他産業プラント 37,596(46.6)
 ・貯蔵・輸送システム  9,479(32.0)
 ・環境衛生システム  38,945(74.9)