2009年06月18日
5月の石化製品生産実績、誘導品11品目が前月比プラス
【カテゴリー】:実績/統計
【関連企業・団体】:石油化学工業協会

 石化協は18日、5月の主要製品生産実績を発表した。中国向けなど輸出市場の回復に伴い、対前月比ではエチレンをはじめ誘導品17品目中11品目がプラスとなったが、対前年比でプラスとなったのはSM、塩ビモノマー、トルエン、キシレンの4品目のみだった。
 
 エチレン生産量は前月比2.9%増、前年比2.8%減の55万7,600トン、定修プラントは三菱化学水島と鹿島2号機の1社2プラントで、稼働率平均は91.7%と前月の88.5%から3.2ポイント上昇した。
 
 中国向け輸出が好調な低密度ポリエチレンは前月比14%、高密度ポリエチレンは同25%、スチレンはモノマー、ポリマーとも同9%の増産となった。
 
 
ニュースリリース参照
http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1245303930.pdf