2009年06月30日 |
旭化成ケミカルズ、タイでアセトニトリル事業化検討に関する覚書締結 |
【カテゴリー】:経営 【関連企業・団体】:旭化成ケミカルズ |
旭化成ケミカルズ(本社:東京都千代田区、坂本正樹社長)は30日、PTT Public Company Limited(本社:タイ国バンコク市、Prasert Bunsumpun社長)、丸紅(本社:東京都千代田区、朝田照男社長)と3社間の合弁会社であるPTT Asahi ChemicalCompany Limited(本社:タイ国バンコク市、Pailin Chuchottaworn社長、PTTAC社)との間で、タイでのアセトニトリルの事業化検討に関する覚書を締結したと発表した。 今回の事業化検討は、現在PTTAC社がタイで建設中のAN新工場から副生する粗アセトニトリルを回収・精製し、アセトニトリルを製造する計画であり、今後も拡大が予想される需要に対応することができる。また、PTTAC社は、新工場でAN、メチルメタクリレート(MMA)および副生硫安の製造に、今回のアセトニトリルの製造を加わえることで、収益基盤をより強固なものとすることが可能となる。年内に事業化の最終決定と建設業者等との契約締結を目指す。 【計画概要】 ・生産能力 :年産1万2 千トン ・立地 :タイ国ラヨーン県 マプタプット工業区内(AN/MMA 工場敷地内) ・原料 :AN製造過程からの副生粗アセトニトリル ・生産技術 :当社がライセンス ・工期 :2009年末建設契約締結、2011年後半生産開始 ニュースリリース参照 http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1246336211.pdf |