2009年07月01日
アステラス製薬、米国マキシジェン社と合弁会社設立
【カテゴリー】:経営(海外)
【関連企業・団体】:アステラス製薬

 アステラス製薬(本社:東京都、野木森雅郁社長)は1日、米国の医薬品会社マキシジェン社(英名:Maxygen, Inc.、本社:カリフォルニア州レッドウッドシティ、CEO:Russell Howard)と、MAXY-4 およびそれ以外の初期段階にある創薬研究プログラムを含む多様な蛋白医薬品の研究開発を行なう合弁会社設立に関する契約を締結したと発表した。

 同社は、合弁会社設立から3年以内に、マキシジェン社が保有するすべての合弁会社持分を買取るための「持分買取選択権」を取得する。合弁会社のCEO には、マキシジェン社のChief Business Officer を務めるGrant Yonehiro 氏が就任する予定。

 マキシジェン社は、既に両社で提携関係にある MAXY-4 の研究開発プログラムを含む蛋白医薬品に関する同社の実質的にすべてのプログラムならびに当該プログラムの研究開発に必要な技術等の資産とともに、現金10百万ドルを新たに設立される合弁会社に出資する。

 この契約はアステラス製薬とマキシジェン社各々の取締役会で承認されており、契約のクロージングは、マキシジェン社の株主総会決議ならびにその他の一般的な種々の条件に従う。なお、本契約のクロージングを2009年(暦年)の第3四半期終わりから第4四半期初めに予定している。


ニュースリリース参照
http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file2_1246417572.pdf


<参照>
2008年09月19日
アステラス製薬、米社と臓器移植時の免疫抑制剤でライセンス契約
http://www.chem-t.com/cgi-bin/passFile.php?NCODE=25138