2009年07月01日
新日石、7月ベンゼン契約価格 トン160ドル高800ドルで決着
【カテゴリー】:市況
【関連企業・団体】:新日本石油

 新日本石油は1日、ベンゼンの7月アジア契約価格(ACP)が大手需要家との交渉の結果、前月比160ドル高の1トン当たり800ドルで決着したと発表した。

 ベンゼンの減産が続くなか、主要誘導品であるスチレンモノマーからの需要が底堅く需給が引き締まってきたのが要因。スポット市況も上昇中。
 
 昨年末以来急落していたベンゼン・アジア価格は、今年1月のトン295ドルを底値に急回復を見せている。国内価格換算想定値は1キログラム当たり82.6円となる。