2009年07月01日
旭硝子の塗料用フッ素樹脂「東京スカイツリー」に採用
【カテゴリー】:新製品/新技術
【関連企業・団体】:旭硝子

 AGC(旭硝子)は1日、東京・墨田区に建設中の「東京スカイツリー」(建築主:東武タワースカイツリー)に使用される塗料に、同社の高耐候性塗料用フッ素樹脂「ルミフロン」が採用され、供給を開始したと発表した。

 「ルミフロン」は、独自のフッ素化学技術により1982年に世界で初めて商品化した溶剤可溶型塗料用フッ素樹脂で、屋外でも長期間劣化しない高い防食性、耐候性を持ち、高層ビルや海上長大橋・煙突などの大型構造物のほか航空機、車輌など幅広い分野で使用されてきた。

 「東京スカイツリー」は、電波塔としては約610メートルと、世界一の高さとなることから、使用される塗料には長期的な防食性、耐久性が要求されている。今回、旭硝子の高耐候性フッソ樹脂塗料「ルミフロン」の採用となった。
 
ニュースリリース参照
http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1246429856.pdf

(英文)
http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file2_1246429856.pdf