2009年07月02日 |
帝人、カーギル社とのポリ乳酸合弁事業を解消 |
【カテゴリー】:経営 【関連企業・団体】:帝人 |
帝人は、米国カーギル社との合弁会社であるネイチャーワークスLLC(本社:米国ミネソタ州)の保有持分50%全てをカーギル社に譲渡し、6月末日同社に関する合弁契約を解消したと7月1日に発表した。 ネイチャーワークス社は1997年の設立。2007年10月から帝人とカーギル社の折半出資により事業展開してきた。年産14万トンと世界最大のポリ乳酸ポリマー(PLA)の商業生産施設を有している。 帝人は、世界的な厳しい経営環境の中で事業の「選択と集中」に取り組んできたが、さらに独自開発の耐熱性バイオプラスチック「バイオフロント」に経営資源を集中するため、ネイチャーワークス社の保有株式を譲渡することにした。 カーギル社は今後、ネイチャーワークス社の全持分を保有し、ポリ乳酸ポリマーの生産・販売事業を続ける。 帝人は2008年度決算で関連の損失処理を実施しており、今年度の業績に対する影響はない。 ニュースリリース参照 http://www.teijin.co.jp/news/2009/jbd090701.html ■関連ファイル : http://www.teijin.co.jp/news/2007/jbd070912.html |