2009年07月03日
トクヤマ、防火用樹脂サッシ不正問題で再発防止策実施状況を発表
【カテゴリー】:経営(環境/安全)
【関連企業・団体】:トクヤマ

 トクヤマは3日、防火用樹脂サッシの不正問題に対する再発防止策が3カ月を経過したのを機に、これまでの実施状況を発表した。

 同社は今年3月、再発防止策について(1)緊急対応策(3カ月以内に対応完了)、(2)短期的な対応策(1年以内に対応完了予定)、(3)中期的な対応策(2年以内に対応完了予定)の3段階に分けて取り組むと発表したが、このうち緊急対応策が3カ月を経過した。
 
 緊急対応策では、まず「グループ本社としてのトクヤマの対応」として、企業倫理や法令順守の徹底、国土交通省の大臣認定に関する現状調査など、また「エクセルシャノンの対応」として防耐火認定管理規程の策定、コンプライアンス宣言、品質保証方針の社内通達、品質保証体制の強化ーを課題として挙げ、全力で取り組むとしてきた。

 法令順守では、新たに「トクヤマグループ行動憲章」を制定したほか、防耐火認定をめぐっては新たに「認定管理規定」を設け、製品の開発・製造・品質保証などの関係部署が相互チェックする仕組みをつくったほか、第三者が確認する制度を新設した。(詳細はニュースリリースにあります)


ニュースリリース参照
http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1246600375.pdf