2009年07月06日
横浜ゴムの植樹活動10万本に、三重工場で第2期3800本植える
【カテゴリー】:環境/安全
【関連企業・団体】:横浜ゴム

 横浜ゴムは創立100周年を迎える2017年までに国内外で50万本の苗木を植えようと「千年の杜」プロジェクトを実施中だが、さきに三重工場(三重県伊勢市)で第2期植樹活動を行い、従業員、家族ら500人が参加して、スダジイ、タブノキ、アラカシなど42種類約3,800本を植樹した。

「YOKOHAMA 千年の杜」プロジェクトは宮脇昭氏(植物生態学者/横浜国立大学名誉教授)の指導により“自前の杜づくり”を目指している。このため、どんぐりの採取から苗木の育成、植樹までの一連の作業を同社従業員が中心となって行っている。

 三重工場では昨年5月に第1期として5,500本を植樹したが、その後も継続して土地本来の樹種のどんぐりを採取し、苗木づくりを続けてきた。その結果、今回の第2期では植えた3,800本すべてを自前の苗木で行うことができた。
 
 ただ木を植えるのではなく、自分たちの手でゼロから苗木を育て森をつくる活動は、地球温暖化防止だけでなく、地域の環境意識向上にも貢献していると同社ではいっている。

 同プロジェクトでは、国内7、海外11の生産拠点に約50万本の苗木を植えることを目標にしているが、これまでに国内は全拠点で第1期植樹を完了し、順次第2期植樹活動に入っている。海外ではヨコハマタイヤ・フィリピンINC.、杭州横浜輪胎有限公司、ヨコハマタイヤ・マニュファクチャリング(タイ)、ヨコハマタイヤコーポレーション(北米)の4拠点で植樹を完了し、内外あわせて約100,000本を植樹した。今年9月にはタイのヨコハマラバー(タイランド)カンパニーLTD.で植樹を行う予定だ。

ニュースリリース参照
http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1246861315.pdf