2009年07月13日 |
環境省、アジア温室効果ガス対策会合 今後の取組み議論 |
【カテゴリー】:環境/安全(海外) 【関連企業・団体】:環境省 |
環境省は13日、韓国・ソウルで7ー10日、アジア11カ国による第7回「アジアにおける温室効果ガスインベトリ整備に関するワークショップ(WGIA)」が開催され、前回会合議論のフォローアップを行うとともに、今後各国の取組みをさらに発展させていくために、WGIAとしてどのような活動を展開すべきかなどについて議論が行われたと発表した。 参加国は、WGIAメンバー国である日本、カンボジア、インドネシア、ラオス、マレーシア、モンゴル、ミャンマー、フィリピン、韓国、タイ、ベトナムの11カ国。 今後の活動については、現在各国が気候変動枠組み条約の下で作成している国別報告書の完成が近いが、その中で進めてきたインベトリ作成の取組みを引き続き効果的に実施していくことの必要性について意見が一致し、いくつかの具体的な提案が得られた。 また、発展途上国が直面している問題の一つである「データ収集の困難」を解決するために、各国の統計局など関連省庁・機関に積極的な関与を促すこと、2006年IPCCガイドラインに含まれている新たな知見(データ収集に関するガイダンス)を有効に活用することが重要であるとの合意が得られたという。 |