2001年04月20日 |
フラットヤーンの出荷、2月は一転して前年割れ |
HDPE製は横ばいながらPP製品が縮小 |
【カテゴリー】:原料/樹脂/化成品 【関連企業・団体】:なし |
日本フラットヤーン工業組合の集計によると、フラットヤーンの2月の出荷数量は1月とは逆に前年同月を割り込んだ。インサイダー15社の総出荷量はPP製品が1,445トンで前年同月比93.9%、HDPE製品が2,194トンで同94.0%となっている。 アウトサイダーを含んだ推定数量は、PP製品が2,109トンで同97.0%、HDPE製品が2,613トンで同100.0%となる。 1月の実績は、インサイダー分もアウトサイダー含みの場合も両品種とも前年を上回ったが、わずか1ヵ月でマイナス成長にかえった。景気の長期低迷と輸入品の増加が影響してのものと見られる。PP製品ではフレキシブルコンテナー向けとその他の袋向けの減少が、またPP製品ではレジン袋向けの落ち込みが目を引く。 |