2009年07月27日 | |
国際化学オリンピック、日本チームは金2、銀1、銅1 過去最高 | |
【カテゴリー】:行政/団体 【関連企業・団体】:日本化学会、日本化学工業協会 |
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英国ケンブリッジで開催されていた高校生たちによる「第41回国際化学オリンピック」は27日終ったが、現地からの報告によると、日本代表チームは金メダル2人、銀メダル1人、銅メダル1人と全員がメダルを獲得、過去最高の成績をあげた。 【金メダル】 ◇小澤 直也さん(駒場東邦高校 3年) ◇遠藤 健一さん(栄光学園高校 2年) 【銀メダル】 ◇中條 淳博さん(東大寺学園高校 3年) 【銅メダル】 ◇永澤 彩さん(白稜高校 3年) ケンブリッジ大会は7月18日から27日まで、世界64カ国・地域の高校生250人が参加して開かれた。金メダルは成績上位10%以内、銀メダルは次の20%、銅メダルは次の30%が条件だったが、小澤さんは堂々の6位、遠藤さんも16位で金、中條さんは46位で銀、永澤さんは102位で銅メダルと見事に全員が入賞を果たした。 過去のケースを見ると、日本が国際化学オリンピックに初めて参加した2003年(アテネ)は銅メダル2人、敢闘賞2人、04年(ドイツ・キール)は金1、銅3、05年(台北)銀1、銅3、06年(韓国・慶山)金1、銀3、07年(ロシア・モスクワ)銅4、08年(ハンガリー・ブダベスト)銅4で、金メダル2人は初めて。また選手個人としても小澤さんの第6位は過去最高となった。これまでは06年大会で金メダルを獲得した今村麻子さん(私立神戸女学院高校3年=当時)の9位が最高だった。 |