2009年07月29日
北京で Coal-to-olefins のセミナー
【カテゴリー】:海外(新製品/新技術)
【関連企業・団体】:なし

中国では多数のエチレンの新増設計画が相次いでいるが、石炭を原料とするオレフィン計画(Coal-to-olefins)も多数計画されている。

本年2月には包頭神華石炭化学のCoal-to-olefins計画(石炭を原料に年産180万トンのメタノールを製造し、それを原料に60万トンのオレフィンを製造)が政府の石油化学の景気刺激策の一つに挙げられた。

この計画と、大唐国際発電による内蒙古自治区Duolun県の計画、神華寧夏石炭集団のCoal-to-olefins計画が今年から来年にスタートする。

このほか、ダウと神華集団との陜西省楡林市でのCoal-to-Chemicals 計画(詳細FS実施中)など、多数の計画がある。

ASIACHEM Consulting では9月3ー4日に初めてのCoal-to-olefons セミナーを北京のダブルツリー・バイ・ヒルトン北京で開催する。

工業・情報化部やNational Petroleum & Chemical Planning Institute、シノペックのEconomics & Development Research Institute、神華集団などが政府の方針や計画、技術、経済性などにいついて発表を行う。

TOTALとUOPも2008年にベルギーのFeluy に共同で完成させたモデルプラントの紹介を行う。

セミナーの詳細は下記参照。
 http://www.chinacoalchem.com/events/2009CTO/CTOChina2009.pdf