2009年07月30日 |
経産省、6月の鉱工業生産指数 化学工業4カ月連続の上昇 |
【カテゴリー】:実績/統計 【関連企業・団体】:経済産業省 |
経済産業省が30日発表したした6月の鉱工業生産動向(速報)によると、生産指数(2005年=100、季節調整済み)は前月比2.4%上昇の81.0、出荷は同3.5%上昇の81.7で、ともに4カ月連続の上昇だった。 製造工業の生産予測調査によると7月、8月とも上昇を予測しており、同省では「総じてみれば生産は持ち直しの動きで推移している」と基調判断を据え置いた。 業種別に見ると、電子部品・デバイス工業、鉄鋼業、化学工業、電気機械、情報通信機械繊維など16業種のうち12業種で前月比プラスとなり、プラスチック製品工業、パルプ・紙など4業種が低下した。 化学工業の6月の生産指数は、前月比3.4%上昇の88.2、出荷は同1.7%上昇の88.2で生産は3カ月連続、出荷は4カ月連続の上昇となった。在庫指数は同0.6%低下の96.5で6カ月連続の低下となった。在庫率は同5.7%低下の116.1となった。 プラスチック製品工業は生産指数が前月比0.7%低下の83.5と3カ月ぶりの低下、出荷指数は同1.3%上昇の83.9で3カ月連続の上昇だった。在庫同1.0%低下の92.2だった。在庫率は同5.9%低下の109.0となった。 |