2009年07月31日

住友化学・第1四半期　最終損失150億円　先行き回復も

【カテゴリー】：人事/決算 【関連企業・団体】：住友化学

住友化学が31日発表した09年度第1四半期連結決算は、最終損益が150億円の赤字となった。 基礎化学、石油化学部門はナフサなど原料価格の大幅下落による製品市況悪化や、需要減少の影響を受けた。情報電子化学部門も液晶パネルケーカーの減産により販売が減少した。農業化学部門と医薬品部門は堅調だった。 　今春工場の運転がスタートした、サウジアラビアのペトロ・ラービグ社（石油精製・石油化学統合コンプレックス）は現在、本格出荷に向けて製品在庫を積み増し中。秋口には欧州やアジア市場に製品が出回るもよう。 　 　通期の業績予想は変更しないものの、先行き回復基調にあると同社では見ている。 【住友化学・第1四半期(連結)決算】単位:百万円 ( )前年同期比増減率% ◇売上高 　　 340,771(△31.3) ◇営業利益 　　 2,303(△90.7) ◇経常利益 　　 3,205(△87.4) ◇当期純利益 　　 △1,508(-) ◇1株当たり純利益 △0.91円(9.13円) ＜住友化学・通期(連結)予想＞単位:百万円 ( )前年同期比増減率% ◇売上高 　　 1,620,000(△9.4) ◇営業利益 　　　 35,000(-) ◇経常利益 　　　 30,000(-) ◇当期純利益 　　　 10,000(-) ◇1株当たり純利益 　　 6.06円 ニュースリリース参照 http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1249023133.pdf