2009年08月06日
千代田化工建設、第1四半期減収増益 純利益20億円
【カテゴリー】:人事/決算
【関連企業・団体】:千代田化工建設

 千代田化工建設が6日発表した09年度第1四半期連結決算は、売上高(完成工事高)が826億円で前年同期比27.7%の減収だったが、営業利益、経常利益は増益で、最終利益は同16.6%増の20億となった。

 カタールに建設中の超大型(年産780万トン級)LNGプラントは、6系列のうち前期の1系列に続いて2系列が稼動を開始し、完成プラントは計3系列となった。サウジアラビアでは製油所プロジェクトのうち重質油分解装置の設計・調達・建設業務を受注した。
 
 国内ではCO2削減に伴う原燃料のLNGへのシフトにより、大型LNG受入基地の新増設が計画され、基本設計業務を受注。新規分野として太陽電池及び自動車向けリチウムイオン電池関連分野への参入に注力した。医薬品分野では抗体などバイオ医薬品案件を中心に受注活動を開始した。

【千代田化工建設・第1四半期(連結)決算】単位:百万円 ( )前年同期比増減率%
◇売上高     82,677(△27.7)
◇営業利益    2,870(112.1)
◇経常利益     3,848(17.5)
◇当期純利益    2,081(16.6)
◇1株当たり純利益 8.03円(7.50円)

<千代田化工建設・通期(連結)予想>単位:百万円 ( )前回予想
◇売上高     320,000(△28.3)
◇営業利益     7,500(3.8)
◇経常利益     9,000(△21.4)
◇当期純利益    5,000(△23.1)
◇1株当たり純利益   19.28円


ニュースリリース参照
http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1249533003.pdf