2009年08月06日 |
ダイセル化学・決算 第2四半期予想を上方修正 |
【カテゴリー】:人事/決算 【関連企業・団体】:ダイセル化学 |
ダイセル化学工業が6日発表した09年度第1四半期連結決算は、売上高、利益とも前年同期比大幅マイナスなったが、最終利益は6億円確保した。 酢酸セルロースは液晶表示向けフィルム向け需要が回復傾向にあるものの前年並み水準に達しなかった。WSP(水溶性高分子)は医薬・化粧品分野向けを中心に堅調に推移した。合成樹脂部門は景気低迷の影響を受けた。自動車エアバッグ用インフレータも需要の落ち込みが響いた。 第2四半期以降については、コストダウン効果もあり利益が想定を上回る見込み。このため第2四半期の連結業績予想を上方修正した。通期予想は変えない。 【ダイセル化学工業・第1四半期(連結)決算】単位:百万円 ( )前年同期比増減率% ◇売上高 63,578(△37.2) ◇営業利益 1,184(△85.3) ◇経常利益 1,275(△84.8) ◇当期純利益 613(△87.1) ◇1株当たり純利益 1.72円(13.22円) <ダイセル化学・第2四半期(連結)予想>単位:百万円 ( )前回予想 ◇売上高 142,000(141,000) ◇営業利益 2,500(△1,000) ◇経常利益 2,000(△2,000) ◇当期純利益 1,200(△3,500) ◇1株当たり純利益 3.37円(△7.02円) ニュースリリース参照 ○平成22年3月期第1四半期決算短信 http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1249541036.pdf ○業績予想の修正に関するお知らせ http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file2_1249541036.pdf |