2009年08月18日 | |
Jエナジー 米国向けに石油業界初のベンゼン輸出 | |
【カテゴリー】:経営 【関連企業・団体】:ジャパンエナジー |
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ジャパンエナジーは18日、知多製油所(愛知県知多市、松岡純司所長)から米国へ向けてベンゼン(3,000トン)を輸出したと発表した。ベンゼンを大型船で直接米国へ輸出したのは国内石油会社では初めてで、タンカーは12日に出航した。 知多製油所にはベンゼン年産21万トンの製造設備があるが、今春専用大型タンク(25,500KL×2基)や10万トン級タンカーが着岸可能な桟橋を整備、出荷基地として完成した。 わが国はこれまでベンゼン貯蔵・出荷設備が不十分だったため、米国などへの輸出ができなかったが、知多製油所に基地を整備したことで大型船による輸出が可能となった。 一方、米国のベンゼン市況は今年5月から急上昇しており、輸送費を考慮してもアジア域内での販売より採算面で有利という。このため同社では、引き続き米国をはじめアジア域外へ市場拡大に注力していきたいとしており、さし当たり09年度は、四半期ごとに1ー2回、一船あたり3000〜5000トンのベンゼンを輸出していく方針である。 ニュースリリース参照 http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1250577836.pdf |