2001年04月19日 |
発泡スチレンシート工業会、新会長にJSP原田氏 |
副会長にはサンポリマー原田氏を選出 |
【カテゴリー】:行政/団体 【関連企業・団体】:積水化成品工業、発泡スチレンシート工業会、JSP |
発泡スチレンシート工業会は19日に開催した平成13年度総会において、新会長に原田正昭・JSP社長を選出した。また、副会長には原田祐夫・サンポリマー社長を選任した。中西收前会長(積水化成品工業社長)と原田正昭前副会長の任期満了に伴うもので、任期はともに1年。 同工業会は総会後の同日夕、都内のホテルで需要業界や原料スチロール業界の代表など関係者多数をを招き、新会長・新副会長をはじめ業界首脳との懇親会を開いた。 懇親会における原田正昭会長の挨拶=PSPは昭和37年に国産化されて以来、40年を迎えるが、これだけの長い間世の中に受け入れられてきたことには感慨深いものがある。当工業会はこれまで環境問題への取り組み努力してきたが、容器包装リサイクル法も制定され、無事に成果をあげることができた。引き続き同法をバックアップするべく、今年度も広報活動に取り組んでいきたい。また、衛生や地球温暖化などの問題には常に気を使っていくつもりだ。いつも一歩前に、前に進んでいかなければならないと痛切に感じている。 PSPの需要にもかげりがあるといわれるが、昨年の国内需要は13万8,000トンあり、会員外のアウトサイダーも入れると15万5,000トン規模の需要があると推定されている。今年の需要はほぼ横ばいと見られており、急に減るものではない。発泡することにより軽量化できるPSPは、これからも省資源の意味からも消費者のお役に立てるだろう。 |