2009年08月25日 |
TEC、中国BASFーYCPから大型石化第2期プロジェクトを受注 |
【カテゴリー】:経営(海外) 【関連企業・団体】:東洋エンジニアリング |
東洋エンジニアリング(TEC)は25日、独BASFと中国Sinopecの共同出資会社、BASF-YPC社から南京・石油化学コンプレックス次期新増設プロジェクトを受注したと発表した。受注対象は複数のユニットからなっており、契約高は総額約7,000万ドル(70億円)。 BASF-YPC社は、すでに南京に年産60万トンエチレンプラントを中核とする大型石油化学コンプレックスを持ち、中国市場に参入している。今回のプロジェクトは、今後の市場拡大を見据えたもので、14のプロセスユニット及びユーティリティ/オフサイトの新増設からなり総投資額14億ドル(1,400億円)という大規模なプロジェクト。 TECのエンジニアリングサービスはEPsCm 業務(注)で、契約形態はコストリンバース型。完成は2011 年後半の予定。 同社は前回のプロジェクトでアクリル酸エステルとオキソアルコールプラントの建設を担当したが、今回の第2期ではブタジエン、イソブテン、ポリイソブテン、2プロピルヘプタノールの計4ユニットを受注した。 関連記事 :中国政府 BASFーYPCの南京新増設計画承認 http://www.chem-t.com/cgi-bin/passFile.php?NCODE=27012 (注) EPsCm: 設計/調達サービス/工事管理 <受注概要> ■ 客先: BASF-YPC 社(独BASF 社と中国Sinopec 社の共同出資会社) ■ 受注者: 東洋エンジニアリング株式会社、Toyo-China ■ 建設地: 中国 江蘇省 南京市 ■ 対象設備: ブタジエンプラント、イソブテンプラント、ポリイソブテンプラント、2 プロピルヘプタノールプラント、他全14ユニット ■ 役務内容: FEED、設計管理、調達サービス、工事管理、試運転支援、コストリンバース型契約 FEED: Front end engineering design ■ プラント完成予定: 2011 年後半 ニュースリリース参照 http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1251166415.pdf (英文) Large-Scale Petrochemical Project Awarded by China's BASF-YPC http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file2_1251166415.pdf |