2009年08月26日
ファイザーとアステラス製薬 「カデュエット配合錠」を共同販促
【カテゴリー】:経営
【関連企業・団体】:アステラス製薬

 ファイザーとアステラス製薬は26日、脳・心血疾患を同時に治療できる世界初の配合錠「カデュエット配合錠」(一般名:アムロジピンベシル酸塩・アトルバスタチンカルシウム水和物配合剤)について、日本国内におけるコ・プロモーション(共同販促)契約を締結したと発表した。

 これに基づき、ファイザーはカデュエット配合錠の製造と販売を行い、アステラス製薬とともにプロモーション活動を実施する。売上はファイザーに計上され、アステラス製薬は対価を受ける。契約有効期間は2016年7月まで。

 カデュエット配合錠は、ファイザーが販売する高血圧症・狭心症治療薬「ノルバスク錠」(一般名:アムロジピンベシル酸塩)とファイザーとアステラス製薬で共同販促する高コレステロール血症治療剤「リピトール錠」(一般名:アトルバスタチンカルシウム水和物)の有効成分を配合した経口治療剤。
 
 医療現場で汎用されている高血圧症・狭心症治療薬と、高コレステロール血症治療剤を配合して、1剤で双方の治療を可能にした薬剤で、服薬アドヒアランス(治療継続)の向上が期待できる。現在、70以上の国と地域で承認されており、日本ではファイザーが今年7月に製造販売承認を取得した。


ニュースリリース参照
○脳・心血管疾患の二大危険因子を同時に治療できる世界初の配合錠・・・
http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1251269365.pdf

○Pfizer and Astellas Announce Co-promotion Agreement・・・
http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file2_1251269365.pdf