2009年08月28日 |
中国のプロピレン生産能力、2013年には1550万トン |
【カテゴリー】:海外 【関連企業・団体】:経済産業省 |
経産省の「世界の石油化学製品の需給動向」(08年度版)によると、世界のプロピレン生産能力は2007年の8,610万トンから、2013年には1億900万トンへ2,290万トン(年率4.0%)増加する見通しとなっている。 このうちアジア地域での増加が1,370万トン、中東地域520万トンと、両地域だけで増加分の83%を占める。とくに中国は、エチレン設備の新設に伴いプロピレン誘導品計画も活発となっており、プロピレン生産能力で見ると、07年末の930万トンから13年末には1,550万トンへと、620万トン(伸び率8.8%)増えると予測している。プロピレン新設計画は以下の通り。 【中国のプロピレン新設計画】単位:千トン ( )完成時期 ・独山子エチレン :500(2009/7) ・天津石化 :500(2009/9) ・上海第2エチレン :300(2013) ・撫順エチレン :400(2010/6) ・エクソン/アモコ/福建錬油 :400(2009/6) ・Shenhua Baotou Coal :150(2011) ・成都新エチレン :400(2010/4Q) ・鎮海新エチレン :400(2010/1Q) ・武漢エチレン :400(2010) ・大慶石化総廠 :300(2012) ・盤錦エチレン :225(2011/4Q) |