2009年08月31日 |
7月鉱工業生産1.9%上昇、化学工業は4カ月連続のプラス |
【カテゴリー】:実績/統計 【関連企業・団体】:経済産業省 |
経産省が31日発表した7月の鉱工業生産動向(速報)によると、生産指数(2005年=100、季節調整済み)は前月比1.9%上昇の82.4、出荷は2.3%上昇の83.6、在庫は0.2%低下の95.1で、生産は5カ月連続のプラスとなった。 製造工業生産予測調査によると、8月、9月とも上昇を予測しており、「総じてみれば、生産は持ち直しの動きで推移している」との基調判断を据え置いた。 業種別にみると、生産は自動車など輸送機械工業、鉄鋼業、化学工業、プラスチック製品工業などが上昇し、情報通信機械、電子部品・デバイス工業などが低下した。 化学工業(除く医薬品)の7月の生産指数は前月比0.5%上昇の88.6で、4月以来4カ月連続のプラス、出荷は0.3%低下の88.0、在庫0.2%上昇の96.9で、在庫率は6.7%低下の108.3となった。 プラスチック製品工業は、生産指数が前月比1.7%上昇の85.8でやはり4月以来4カ月連続の前月比プラス、出荷は同0.4%低下の84.5、在庫0.0%の92.3、在庫率は0.3%低下の107.9となった。 |