2009年08月31日
7月の石油統計 原油輸入10カ月連続の前年割れ
【カテゴリー】:実績/統計
【関連企業・団体】:経済産業省、資源エネルギー庁

 経産省・資源エネルギー庁が31日発表した7月の石油統計速報によると、原油輸入量は1,740万キロリットルで、前年同月比81.9%と10カ月連続の前年割れとなった。ナフサの生産は161万klで前年同月比14.6%の減少となった。
 
 原油の輸入量を多い順にみると、
(1)サウジアラビア  554万kl(前年同月比101.8%)
(2)アラブ首長国連邦 364万kl(同67.0%)
(3)カタール     227万kl(同81.4%)
(4)イラン      218万kl(同86.6%)
(5)クウェート     81万kl(同59.1%)だった。

 同月の中東依存度は88.8%で、前年同月比1.5ポイント減と9カ月ぶりに前年を下回った。
 
<ナフサの需給概要> (単位:キロリットル、カッコ内は前年同月比%)
◇生産   :1,614,121(85.4)
◇輸入   :2,284,588(106.0)
◇販売   :3,552,901(92.3)
◇月末在庫 :1,742,953(101.4)