2009年09月03日 |
大日本住友製薬、セプラコール社株を公開買付 総額26億ドル |
【カテゴリー】:経営(海外) 【関連企業・団体】:住友製薬、大日本製薬 |
大日本住友製薬(本社:大阪市、多田正世社長)は3日、グローバル化に向けた事業基盤強化を図るため、米国の医薬品会社 Sepracor Ink(セプラコール社、本社:マサチューセッツ州)を買収すると発表した。同日セプラコール社との間で合意が成立した。 米国で新たに買収子会社を設立し、同社を通じて、セプラコール社の発行済株式の総数を総額約26億ドル(1株当たり23ドル)で取得する公開買付を行う。この価格は、今年9月1日のセプラコール社の株価終値に対して約27.6%のプレミアムを加えた金額となる。 セプラコール社は、中枢神経領域、呼吸器領域等に特化した製薬会社で、米国市場では、睡眠導入剤「LUNESTA」などの製造・販売で知られ、開業医から専門医までカバーする販売網を持っている。 同社は1984年の設立で、資本金は11,522千ドル。発行済株式総数は1億1,100万株。2008年の連結売上高は1,292百万ドル、連結税前利益39百万ドル。従業員は2100人。 大日本住友製薬は、今回の買収により米市場における販売体制の整備と、グローバル化に向けた事業基盤強化を推進する。 ニュースリリース参照 ○米国医薬品会社Sepracor Inc.買収について http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1251957429.pdf ○説明会資料 http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file2_1251957429.pdf |