2009年09月04日 |
「カーボンフットプリント」衣料用粉末洗剤など3商品 |
【カテゴリー】:環境/安全 【関連企業・団体】:経済産業省 |
経産省は4日、「カーボンフットプリント」制度導入の第1号案件として、うるち米(ジャポニカ)、菜種油、衣料用粉末洗剤の3商品が、PCR委員会(委員長、稲葉敦工学院大学教授)で適当と判断されたと発表した。 カーボンフットプリントとは、製品の原材料の調達から廃棄・リサイクルまでのライフサイクル全体で排出される温室効果ガスをCO2に換算し、商品に分かりやすく表示することで低炭素社会の実現に貢献する制度で、同省では今年度から同制度導入のための試行事業をはじめた。 同省によると、PCR委員会には、すでにプラスチック工業連盟など15団体が「プラスチック製容器包装」で導入を登録しているほか、ペットボトル再生カーペット、出版・商業印刷など41業界が同様の登録を行っている。同委員会は各団体から提出された原案を審査した結果、今回初めて衣料用粉末洗剤など3商品について適当と判断した。 |