2009年09月08日 | |
昭電、世界最大記録容量「334ギガバイト」ハードディスク量産開始 | |
【カテゴリー】:経営(新製品/新技術) 【関連企業・団体】:昭和電工 |
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昭和電工は8日、2.5インチサイズで世界最大(注1)となる1枚当りの記録容量334ギガバイトのハードディスク(HD)の量産を開始したと発表した。 同社は現在、1.89、2.5、3.5各インチのHDを、第4世代を中心に垂直磁気記録方式(注2)により量産しているが、今回の第5世代(注3)量産化で「大容量化時代」をリードするかたちとなった。 大記録容量のHDに対する需要は、動画の保存・編集を行うノートパソコン向けや、ハイビジョン放送を高画質で録画できるHDDレコーダー向けに拡大している。 同社は今後、2.5インチ以外の垂直磁気記録方式第5世代もタイムリーに量産化していく方針だ。 ■用語の解説 (注1) 世界最大 : 09年9月8日現在(昭電調べ) (注2)垂直磁気記録方式 :ハードディスク記録容量の大幅な拡大を可能にする技術。従来の面内記録方式がディスク面に水平に磁気を記録するのに対して縦方向に記録するため、記 録密度を大幅に高めることが可能となる。 (注3)第4世代・第5世代 :ハードディスクの世代別区分は記録容量に応じて行われ、業界各社共通となっている。昭電の2.5インチ垂直磁気記録方式ハードディスクの場合、以下のように区分される。(単位:ギガバイト)◇第1世代=80 ◇第2世代=120 ◇第3世代=160 ◇第4世代=250 ◇第5世代=334。 ニュースリリース参照 http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1252375742.doc |