2009年09月08日
出光興産、豪州子会社がボガブライ鉱山で石炭の生産拡張
【カテゴリー】:経営(海外)
【関連企業・団体】:出光興産

 出光興産は8日、豪州子会社である出光オーストラリアリソーシス(本社:ブリスベン、山本耕資社長)がこのほど、100%の権益を保有するニューサウスウェールズ州ボガブライ鉱山で生産規模拡張を決めたと発表した。

 ボガブライ鉱山は、06年から露天掘りにより年産150万トン規模で生産を行っており、高カロリー・低硫黄と品質に優れている。
 
 アジアを中心に今後も需要の拡大が見込まれるため、生産規模を段階的に年産430万トンまで引き上げることを決めた。2010年下期に年産250万トン、2013年度をめどに430万トン規模への拡張を目指す。投資額は約115億円の見込み。拡張のための生産許認可はすでに取得済みという。

 なお、出光オーストラリアリソーシスは現在、エンシャム鉱山(クイーンズランド州、権益85%)、ボガブライ鉱山、マッセルブルック鉱山(ニューサウスウェールズ州、権益100%)並びにタラウォンガ鉱山(ニューサウスウェールズ州、権益30%)を操業中で、4鉱山合わせ2009年度は約1000万トン(権益ベース)の生産を予定している。

ニュースリリース参照
http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1252399245.tif