2009年09月10日
三菱化学、日本合成化学を連結子会社化 株式40%を取得
【カテゴリー】:経営
【関連企業・団体】:日本合成化学、三菱化学、三菱ケミカルホールディングス

 三菱ケミカルホールディングスは10日、酢酸やポバール樹脂・フィルムのメーカーである日本合成化学(本社:大阪市北区、小笠原憲一社長)の株式を買増して、三菱化学の連結子会社としたと発表した。
 
 これまでは持分法適用子会社だったが、連携を強化するため順次株式を市場で追加取得し、9日議決権の100分の40以上を取得した。

 日本合成化学は、昭和2年3月の設立。わが国初のアセトアルデヒド法酢酸メーカーとして知られる関西の中堅化学会社。資本金17,989百万円で、従業員は1,584人。
 
 大垣、水島、熊本に工場を持ち、酢酸、酢ビを中心に合成原料やポバール樹脂・フィルム、情報電子材料、医薬原体・中間体、ファインケミカル製品、工業薬品などの事業を多角的に展開している。

 2009年3月期の業績は、◇連結売上高:100,961百万円 ◇連結経常利益:2,070百万円 ◇連結当期純利益:923百万円 ◇連結総資産額:106,819百万円。
 
 
ニュースリリース参照
http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1252550204.pdf