2009年09月17日 |
VEC、全国小学校へ「出前授業」 今年も16校 |
【カテゴリー】:環境/安全 【関連企業・団体】:塩ビ工業・環境協会 |
塩ビ工業・環境協会(VEC)は、9月から小学生への「出前授業」を開始した。昨年に続き3,400校に「かんきょうワークノート」と「環境最前線」を配布し、出前授業の案内を出したところ、北海道から沖縄まで全国16校から希望回答が寄せられた。 これまででに福島県南相馬町と、大阪府河内長野市の2校で授業を行った。来年2月までに残り14校を訪ねる。 テーマは「エネルギーとCO2」で、主に5ー6年生の「家庭科」の時間を使う。ローソクに火をつけてCO2の発生実験をしたり、世界地図を広げて石油はどこから来るのか、エネルギー資源の枯渇、プラスチックの種類や用途、環境の大切さなどを“授業”する。先生役は塩ビ業界の環境問題に詳しい専門家2人がつとめる。 「学校側も熱心で、事前に資料をコピーして配ったり、体育館に大勢の生徒だけでなく保護者まで集めて待っていてくれたりします」と先生役の1人、同協会環境広報部の一色實部長は話す。授業時間は45分だが、生徒も先生もあっという間だそうだ。出前授業は今年が2年目。受講生の数は2年間で2,300人にのぼる。 |