2009年09月24日
昭和電工、グループのエンジニアリング機能を統合
【カテゴリー】:経営
【関連企業・団体】:昭和電工

 昭和電工は24日、連結子会社の昭和エンジニアリングがこれまでに行ってきたエンジニアリング業務を昭和電工に統合すると発表した。

 グループ内の設備設計・建設等の業務を一括して実施することより、製品開発から市場投入までのリードタイムの短縮化を図る。業務統合によりエンジニアリング知識・経験を集約化し、効率化する。温室効果ガス削減問題にもエンジニアリング面で対応が強化できる体制とする。

 2010年1月4日付で、昭電技術本部にエンジニアリングセンターを新設し、昭和エンジニアリング本社の設備設計・建設等の業務を移管する。昭和エンジニアリング大分事業所の業務は昭和電工大分コンビナートの工務部、昭和エンジニアリング京浜事業所の業務は昭和電工川崎事業所の工務部にそれぞれ移管する。

 新設するエンジニアリングセンターは、生産設備等の設計・建設のほか、特に省エネルギー・環境等の設備に関するグループ内の共通課題に対応する。現在昭和エンジニアリングで行っている揮発性有機化合物処理等の事業は引き続き継続実施する。
 
ニュースリリース参照
http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1253755424.doc