2009年09月29日 |
昭和電工、昭和炭酸を完全子会社化 |
【カテゴリー】:経営 【関連企業・団体】:昭和電工 |
昭和電工は29日、経営効率化と競争力強化策の一環として、昭和炭酸(本社:東京都千代田区、藤井豊春社長)を完全子会社化することにし株式交換を行うと発表した。効力発生日である09年12月24日付で完全子会社となる。昭和炭酸は12月18日付で上場廃止する。 昭和電工グループは、技術力や生産拠点などに優位性を持つことから産業ガス事業を基盤事業と位置づけ、これまで強化を図ってきた。とくに両社は、昭電のアンモニア製造プロセスから副生する粗製炭酸ガスを昭和炭酸が原料として引き取るなど密接に連携してきた。 しかし産業ガス業界で進む業界再編や、経済環境の変化に伴う需要減少、競争の激化に対処するため、さらなる経営の効率化、営業力の強化が必要と判断した。 昭和炭酸は1944年の設立で資本金2,079百万円。09年3月期の連結売上高は26,037百万円、営業利益206百万円。連結総資産17823百万円、従業員301人。 ニュースリリース参照 http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file4_1254214360.pdf |