2009年09月30日 |
8月の鉱工業6カ月連続の上昇 化学、プラスチック製品もプラス |
【カテゴリー】:実績/統計 【関連企業・団体】:経済産業省 |
経産省が30日発表した8月の鉱工業生産動向(速報)によると、生産指数(2005年=100、季節調整済み)は前年比1.8%上昇の84.1、出荷指数は同1.0%上昇の84.5で、生産・出荷とも6カ月連続の上昇となった。在庫は同0.0%の横ばいだった。 製造工業の生産予測調査によると、9月、10月とも上昇を予測しており、同省では基調判断として「総じてみれば、生産は持ち直しの動きで推移している」との7月の判断を据え置いた。 業種別では全16業種のうち鉄鋼、輸送機械(自動車)、化学、プラスチック製品など13業種が前年比プラス、2業種がマイナスで、1業種が横ばいだった。 化学工業(除、医薬品)は生産指数が前年比1.7%上昇の90.1、出荷同2.6%上昇の90.4、在庫同0.3%低下の96.3だった。在庫率は同1,8%上昇の110.1となった。 プラスチック製品工業は生産指数が前年比0.3%上昇の86.8、出荷同0.9%上昇の86.0、在庫同1.7%上昇の93.8だった。在庫率は3.2%上昇の110.6だった。 |