2009年09月30日
8月の石油統計速報 原油輸入11カ月連続の前年割れ
【カテゴリー】:実績/統計
【関連企業・団体】:経済産業省、資源エネルギー庁

 経産省・資源エネルギー庁が30日発表した8月の石油統計速報によると、原油輸入量は1,732万キロリットルで、前年同月比86.5%と11カ月連続の前年割れとなった。ナフサの生産は173万klで前年同月比86.0%だった。
 
 原油の輸入量を多い順にみると、
(1)サウジアラビア  490万kl(前年同月比97.9%)
(2)アラブ首長国連邦 380万kl(同78.5%)
(3)カタール     222万kl(同94.5%)
(4)イラン      206万kl(同75.6%)
(5)クウェート    141万kl(同73.4%)だった。

 同月の中東依存度は89.2%で、前年同月比1.1ポイント増と前年を上回った。
 
<ナフサの需給概要> (単位:キロリットル、カッコ内は前年同月比%)
◇生産   :1,732,878(86.0)
◇輸入   :2,475,035(117.8)
◇販売   :3,917,819(100.7)
◇月末在庫 :1,957,377(104.1)