2009年10月01日

中外製薬、がん医療研究へ「社団法人・学術振興会議」設立

【カテゴリー】：経営 【関連企業・団体】：中外製薬

中外製薬は1日、わが国のがん医療発展のため、世界的トップレベルの専門医とがん診療の最先端従事者との学問的交流を図る組織「一般社団法人 中外Oncology 学術振興会議」を同日付で設立したと発表した。 　同社は、この理由について、「がん領域のトップ製薬企業として日本のがん医療発展に貢献する責務がある」と説明。また活動を中立化するため一般社団法人組織にした。 　 　主に以下の活動を行う。 （1）日本でのがん研究、がん治療の革新的なロードマップを描き、世界的ながん治療ネットワークを構築する。 （2）革新的な創薬、世界水準のがん治療を実現するため、分子標的治療及びそのバイオマーカーを含むトランスレーショナルリサーチ及び臨床研究、標準治療普及を促進する。 （3）本邦の医療制度の現状、問題点を把握し、将来を見据えた改革の目標を設定し、提言を行う。 【法人組織の概要】 ・和名　：一般社団法人 中外Oncology 学術振興会議 ・英名　：Chugai Academy for Advanced Oncology（CHAAO） ・理事長：永山 治（中外製薬社長） ・理事　：小川一誠・愛知県がんセンター名誉総長、吉田光昭・癌研究会癌化学療法センター所長 ・職員　：事務局長以下数名程度 ニュースリリース参照 http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1254364502.pdf