2009年10月07日
横浜ゴムのフィリピン子会社 台風被害者へ支援活動
【カテゴリー】:経営
【関連企業・団体】:横浜ゴム

 横浜ゴムは7日、フィリピンのタイヤ製造販売子会社であるヨコハマタイヤ・フィリピン(YTPI=浜谷孝行社長)が、大型台風によって被害を受けた工場近隣のアラヤット地域に対し、現地従業員や横浜ゴムから出張中の日本人従業員が直接現地に出向き、被災者に毛布、マット、調理用七輪、ビニールシートなど16万ペソ相当(約30万円)の生活用品を贈ったと発表した。

 フィリピンでは9月26日にルソン島を通過した大型台風16号によって死者300人のほか、人口1,500万人の首都圏全域が洪水に見舞われるなどの大きな被害を受けた。
 
 YIPIはルソン島北部のクラーク経済特別区に立地しており、幸い台風による被災はなかったが、近隣のアラヤット地域では地滑りにより多数の死者が発生し、現在も約300世帯、700名が避難生活を送っている。

 YTPIは災害発生直後からクラーク開発公社や軍と協力して被災地で食料支援活動を行うとともに、緊急に必要な物資などの情報収集を行ってきた。アラヤット地域は同社とは近隣のため、早期に被災者のニーズに応え支援物資を届けることができた。

ニュースリリース参照
http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1254905842.pdf