2009年10月08日
クレハ、「クレメジン」特許侵害訴訟 東京地裁で勝訴
【カテゴリー】:経営
【関連企業・団体】:クレハ

 クレハは、慢性腎不全用剤「クレメジン」の後発品として「キューカル」(商品名)の細粒とカプセルを製造・販売する日医工ファーマ(旧テイコクメディックス)を相手取り、東京地裁に特許権侵害の訴えを起こしていたが、8日、同社の主張を認め、日医工ファーマに対して5,300万円余の損害賠償支払いを命じる判決が同地裁から下されたと発表した。
 
 日医工ファーマ側は、訴訟の途中で「キューカル」製品の仕様を変更したと主張したが、変更の内容は明らかにしていない。このためクレハは引き続き仕様変更後の製品に対しても特許権侵害の訴えを起していく方針である。
 
ニュースリリース参照
http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1254988538.pdf