2001年04月13日 |
出光石化、千葉工場のエチレン「4年定修」に |
徳山工場は増設完了後に申請 |
【カテゴリー】:経営 【関連企業・団体】:住友化学、丸善石油化学、三井化学、三菱化学、経済産業省 |
エチレンプラントの定修周期を4年に延長する動きが石化センター各社の間で高まっているが、出光石油化学はこのほど千葉工場(エチレン能力41万3,000トン=スキップ年)で4年の認可を経済産業省から受けた。 同工場は現在定修中で下旬に明ける予定だが、次の定修(運転停止検査)は2005年となり、それまでロングラン運転を続ける。 これにより、石化センターで4年定修認可を得た工場は、三菱化学水島事業所(エチレン能力年産49万6,000トン=スキップ年、以下同)、三井化学市原工場(浮島NO.2=61万2,000トン)、住友化学千葉袖ヶ浦工場(41万5,000トン)、丸善石油化学千葉南工場(京葉エチレン=76万8,000トン)に次ぎ5工場目となった。 ただ、徳山工場のエチレンプラントは2002年増設を計画しているため、4年定修の申請は2005年になるとしている。 石油化学工場の定修周期はこれまで2年と定められていたが、政府の規制緩和と、高圧ガス保安法など「保安4法」の改正、企業側の自主保安体制強化などから「4年定修」が可能になった。 |