2009年10月09日
横浜ゴム、ビルの温度上昇を抑える高反射塗料「トップコートS」発売
【カテゴリー】:新製品/新技術
【関連企業・団体】:横浜ゴム

 横浜ゴムは9日、ビルやマンションの屋上に使う防水対策商品として、高反射塗料「トップコートS」を発売したと発表した。

 トップコートはウレタン防水材の上に塗り、耐久性を高めるための仕上げ材だが、「トップコートS」はこれらの基本性能に加えて太陽光の50%以上を反射させる高い遮熱効果を持っている。

 ビルなどの屋上に使用すると、建物の温度上昇が抑えられ、冷房費や消費電力が節減できる。このため同社では今後、二酸化炭素の削減手段としてアピールしていきたいとしている。

 また、水性系のアクリルウレタン系で刺激臭がほとんどないため、改修工事が容易などの特徴もある。ウレタン防水材は、屋上やベランダなどに液状のウレタン樹脂を塗布し硬化させて建造物の防水性を確保する。複雑な形状でも簡単に施工でき、シームレスな塗膜で美観に優れるため近年、防水改修工事用として需要が伸びている。

ニュースリリース参照
http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file2_1255077631.pdf