2009年10月16日 |
デュポン、ガラスビン製造工程改善へポリイミド製品新グレード |
【カテゴリー】:新製品/新技術 【関連企業・団体】:デュポン |
米国デュポン社(本社:デラウエア州)は16日、高温ガラス接触部品の高寿命化、ガラス傷や割れの削減、ガラス瓶製造コストの削減を可能にする「デュポン・ベスペル製品」に新グレードを追加し、ガラス瓶製造分野に展開していくと発表した。 「ベスペル製品」の特徴として、優れた耐摩耗性、低熱伝導性、低吸油性と高衝撃耐性などがあげられる。また稼働時間やラインスピードなど、さまざまな条件での生産に対応が可能。 「ベスペル製品」は、高温のガラス材料を扱うガラス瓶製造ラインで優れた耐熱性だけでなく、高衝撃耐性による交換部品の長寿命化や、低吸油性による製造時のガラス傷や割れの抑制などにより、稼動可能時間を延ばし、製造コストを低減させ、高品質のガラス瓶の製造を可能にする。 「ベスペル製品」のグレードとして、テイクアウトインサート、プッシャー/スイープアウトフィンガーなどのガラス製造用途に対応した、既存の「ベスペルSP-22」に加えて、新たに「ベスペル・SCP-5050」を追加した。 これらの製品には、切削加工し自由に形状を製作できる板材と、テイクアウトインサートなど用途を限定した部品向けのブランク材がある。 ニュースリリース参照 http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1255660512.doc |