2009年10月20日 |
9月のPS国内出荷が急増、SMは輸出の好調続く |
【カテゴリー】:実績/統計 【関連企業・団体】:日本スチレン工業会 |
スチレン工業会は20日、9月のポリスチレン(PS)、スチレンモノマー(SM)生産、出荷実績を発表した。 PSは生産が前年同月比1%増の66,798トンだった。出荷は国内向けが同12%増の68,807トンで電機・工業用、包装用、FS用の3用途は今年最高の出荷量となったが、9月末で解散した日本ポリスチレンの在庫整理があったためと見られる。 7〜9月期は、生産が前年同期比1%減でほぼ前年並み。輸出は2%増で四半期ベースでは1年ぶりのプラスとなった。出荷計は3%減で7期連続のマイナス。 一方、SMの生産は前年比31%増の25,6301トンで、6カ月連続の前年比プラス。輸出は依然好調で8カ月連続の増加。出荷計も前年同月比33%増で7カ月連続のプラスとなった。 7〜9月期では生産は前年同期比14%の増加。とくに輸出は40%増と大幅に伸びた。出荷計も輸出の好調に支えられて11%増加した。 ニュースリリース参照 http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1256020311.pdf |